劇団ショーマンシップ新人公演

恋獄(れんごく)

～恋は罪、罰は死～

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【あらすじ】
　福岡藩二代目藩主、黒田忠之の時代。藩主忠之は配下の四郎左衛門に采女（うねめ）という女を与えた。采女の美しさに囚われた四郎左衛門は、妻のお綱と子どもを顧みなくなった。嫉妬に狂ったお綱は自分の子どもを刺し殺すと、四郎左衛門と心中するために城内へ乗り込むが、門番に斬り殺されてしまう。お綱が倒れた東御門はその後「お綱門」と呼ばれるようになり「触ると祟りがある」と福岡の人々に語り継がれていった。
しかし、お綱の怨念は消えず、子どもを刺し殺した懐刀に乗り移った。そして、手にした者に「最も愛する者を殺す」という呪縛を与えた。

平成25年8月、同窓会で10年ぶりに集まった6人が、高校時代に埋めたタイムカプセルを掘り起こすと、中には古い懐刀が入っていた。

愛情という名の憎悪が、凄惨な悲劇と滑稽な喜劇を生む。

【ご案内】
劇団ショーマンシップの企画ユニット【Crisol】公演。
メンバーは入団３年目までの新人。

脚本は「唐人歌舞伎」シリーズを手掛ける座付き作家の生田晃二。描き下ろしの新作ホラーコメディです。